K4GPではスタート時に仮装する事が義務づけられていて仮装大賞も用意されています。無茶苦茶凝ったチームからお手軽に揃えたチームまで車と一緒で色々です。我がチームは去年はマヨネーズ。今年はダイコンで出場です。マヨネーズはお客さんのOさんが去年に引き続き来てます。スタート役のダイコンはM君の奥さんが来ました。M君の奥さんは今年実家に帰省出来ないので、田舎の両親に元気な姿を見せる為に自ら望んでスタート役に志願しました。『お父さん、お母さん、10数年前に田舎から出て来てこんな着ぐるみを着れるまで大きくなりました。ここまで育ててくれてありがとう!』
M君奥さんは運動するのは久しぶりって事で入念な準備体操で体をほぐします。
そして時間は刻々と過ぎてスタートの時間が近づいて来ます。
仮装軍団が色々な物と一緒に写真を撮っているその時、メット坂上はコース上で心拍数を上げていました。後で聞いたんですが、坂上氏は緊張するとテンションが上がって饒舌になるそうです。そう言われればレーシングスーツを着た頃からやたらペラペラ喋っていた気が.....。
そして緊張のスタートの時間が!合図と共に仮装した不気味な一団が一斉に走り出します。我がチームのダイコンも高校時代以来の激走でトゥインゴのフロントガラスに貼ってあるシールを剥がします。シールを剥がされたレーシングカー達が次々とスタートして行きます。
あれ〜トゥインゴがスタートしない!...。全車がスタートした後一台だけエンジンが掛からず止まったままです。全員がイモビだー!イモビライザーだ〜と叫んでも広い富士では聞こえる訳が有りません。遂にスタッフに押されてピットへ。すぐイモビを解除してスタート!
2010年はいきなりビリからスタートしたのであった。